アンティーク家具用語集

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アカンサス

アカンサスは地中海沿岸が原産の多年草、日本ではハアザミと呼ばれる花の一種。イングリッシュガーデンではおなじみの大型の宿根草です。
「芸術」「技巧」「巧みさ」「離れない結び目」の花言葉を持つギリシャの国花でもあります。
特に葉が美しいことで知られ、家具や建築の装飾に使われるのは、花の部分ではなくこの葉の部分。
その始まりは、紀元前5世紀、古代ギリシャ時代のコリント式オーダーで用いられたこととされています。
古代都市「コリントス」。
亡くなった少女の死を悲しみ、バスケットに供物を入れてお墓にお供えをしました。
そして、バスケットにアカンサスの若葉が絡みついた光景を見た建築家カリマコスが、その美しさに魅了され、オーダーモチーフに用いたことによりこのコリント様式が誕生したとも言われています。
数多くのアンティーク家具を華やかに飾る代表的な装飾の一つです。

アプライドモールディング

1660年以降のレイト ジャコビアン期に始まった装飾の一つ。
ジャコビアン様式の家具扉や抽斗前板、椅子背板等にあしらわれた貼付面材(モールディング)の呼称です。
薄板を用いて幾何学模様を表現し、新たなデザインを生み出しました。
これには製材技術の進歩によって以前よりも薄板が製材出来る様になった背景があります。
従来の厚材からデザインを彫刻する労力と材料の無駄が省かれ、家具そのものの軽量化にも繋がりました。

アラベスク/アラベスク模様

アラベスクは、”アラビア風”を意味するイタリア語から派生したフランス語。

アラベスクという言葉自体は、ヨーロッパ人から見たイスラームのアラビア風植物文様を指す言葉です。
イスラーム美術では、カリグラフィー、幾何学模様に並ぶイスラーム美術の3大装飾の1つで、渦状や一定の形で反復する植物の茎や蔓と葉や花などを組み合わせた模様のことを指し、幾何学や一定のルールに基づき描かれます。
19世紀初頭、ナポレオンのエジプト遠征によるエジプトブームと相まって、アラベスク模様は、ヨーロッパにも影響を与えました。
ルネッサンス期の美術工芸品、特にタペストリー、陶器、金属細工、書物の装飾には、その要素が多く見られます。
それに伴い、ルネッサンス以降は次第にアラベスクという言葉が、動物や人物を蔓模様に組み合わせたグロテスク様式の装飾を表すようになっていきました。
今日、日本の伝統工芸である寄木細工にもその影響を見ることが出来ます。

アーリージョージアン

ジョージ1世~3世統治時代(1714年から1820年)に流行った建築や家具、室内装飾、工芸品等の様式『ジョージアン様式』の中でもジョージ1世~2世時代の様式を『アーリー・ジョージアン(初期ジョージアン)様式』と呼ばれます。

芸術面・文化面において顕著な発展が見られたこの時代。
イギリスの著名な家具デザイナーであるトーマスチッペンデールや建築家ウィリアム・ケントが活躍しました。
中でもトーマスチッペンデールは家具様式『チッペンデール様式』の創案者として知られ、多くの傑作を現在に残します。
また、家具材においてはウォールナットからマホガニーへの移行が始まりました。

アーコール社(ERCOL社)

1920年、イタリア出身の家具デザイナー "ルシアン・アーコラーニ"によって設立されて以来、今尚現存するイギリスの家具老舗メーカー。
ナチュラルな趣のエルム材を主として用い、伝統的ウィンザーチェアーを基としたモダンな作風が特徴的です。
乾燥が難しく歪みが生じるため、当時は家具材として不適格とされていたエルム材を用いたことは画期的と言えるでしょう。

近年では英国の服飾デザイナー”マーガレット・ハウエル”により、アーコール社製スタッキングチャイルドチェアーがロンドンで展示されたことでも知られています。

アーツ&クラフツ運動/様式

19世紀、産業革命がもたらした大量生産によって多くの粗悪品も市場に出まりました。そんな中、古き良き時代の職人による質の高い工芸品に回帰しようという芸術運動アーツ・アンド・クラフツ運動(Arts   Crafts)が起きます。 中でもイギリス家具においては、哲学、芸術の発展からの強い影響が見られます。
ジョン・ラスキンやウィリアム・モリスがこの時代に活躍しました。
直線的なフォルム、そして、中世やイスラム、日本のデザインを彷彿とさせる様式化されたモチーフがアーツ・アンド・クラフツ様式の特徴と言えます。
またイギリス以外でも、ケルト復興期の要素をアーツ・アンド・クラフツに取り入れた「グラスゴー・スタイル(Glasgow style)」がスコットランドで生まれるなどしました。

アールデコ

アールデコとは、フランス語で「装飾美術」を意味し、アールヌーボーに代わり、1910年代半ばから1930年代にかけて流行しました。
アールデコは、シンプルで合理的、そして幾何学図形をモチーフにした直線的、記号的なデザインが特徴の装飾美術です。
1925年に開催されたパリ万国博覧会(正式名:現代装飾美術・産業美術国際博覧会「Exposition Internationale des Arts Décoratifs et Industriels modernes」)にてアールヌーボーに次ぐ芸術様式として幅広いジャンルのアールデコ作品が紹介されました。

パリ万国博覧会が「アールデコ博」と略称されていたことにちなみ、このような美術様式が「アールデコ」と呼ばれることになりますが、この呼称自体は1960年代後半、美術史家ベビス・ヒラーによって名付けられたようです。
アールデコは特に1920年代のアメリカで流行し、エンパイア・ステート・ビル、クライスラー・ビル、ロックフェラーセンター等、アールデコ様式を代表する建築物も多く建てられました。中でもクライスラー・ビルは、アールデコ建築の最高傑作と言われています。

アールヌーボー

アールヌーボーとは、フランス語で「新しい芸術」を意味し、19世紀末から20世紀初めにかけて、ヨーロッパを中心に流行した装飾美術様式、芸術運動です。
1900年にはパリ万博が「アールヌーボー展」とも呼ばれるほど隆盛を極めたそうです。
アールヌーボーは、鉄やガラス等の新しい素材を用い、生活の様々な範囲、家具、工芸品、グラフィックデザイン、絵画、宝飾品等において芸術性を取り戻そうという動きでした。
19世紀後半のイギリスに起こったアーツ・アンド・クラフツ運動に影響を受け、フランスを中心にアールヌーボーとして発展し、ヨーロッパ各地へ広まっていきます。
アールヌーボーの特徴は、花、草、蔦、昆虫などの有機物モチーフを抽象化し、自然な曲線や曲面を用いることで装飾的に表現された華やかなデザイン性です。

また、当時流行していたジャポニズムの影響を強く受けたとも言われています。
アールヌーボーを代表する作品として、アントニ・ガウディのサグラダ・ファミリアやルネ・ラリックのジュエリーやガラス工芸品、アルフォンス・ミュシャの絵等が知られています。

アンビール様式

革命後の荒廃したフランスに、再び栄華が花開く時代。
1799年から1815年、ヨーロッパのほぼ全土を制圧した皇帝ナポレオン1世統治時代に流行った建築や家具、室内装飾、工芸品等の様式です。
アンピール(皇帝)様式は、英語表記ではEmpire styleエンパイア・スタイル、日本では帝政様式とも呼ばれます。

古代ギリシャやローマに触発された新古典主義 の流れを汲み、直線的で力強くシンメトリックなデザインは華麗かつ勇壮な趣を感じさせます。

ナポレオンが戦勝記念に建築を命じたフランス・パリの「エトワール凱旋門」もアンビール様式の代表的な建築物の一つです。

アンブロークン・ペディメント

日本では、破風(はふ)と呼ばれるペディメントの一種。
西洋建築においては切妻屋根の妻側屋根下部と水平材に囲まれた三角形の部分を指します。
古代ギリシャ建築で用いられた装飾要素ですが、次第に家具にも取り入れられるようになりました。
トーマス・チッペンデールの家具にも良く見受けることが出来ます。
ペディメントの形状は多種にわたり、セグメンタル・ペディメント、ブロークン・ペディメント、オープン・ペディメント、スクロールド・ペディメント、スワンネック・ペディメント等に区別することが出来ます。
中には、ペディメント(三角形部分)の頂点に意匠を取り入れ、意図的に三角形を崩したデザインもありますが、それらを除くモノを総じて アンブロークン・ペディメントと呼んでいます。

アンリ2世様式

1547年に王位についたアンリ2世(1519—59)の時代。
イタリアのメディチ家より輿入れしたカトリーヌによりもたらされた調和を重んじるイタリア・ルネサンスの影響を受け、16世紀後半のフランス宮廷を中心に流行した装飾美術です。

直線や平行線を用いた表現、繊細な模様や彫刻の組み合わせが特徴とされています。
端麗かつ優美なフランス独自の様式といえるでしょう。
アンリ2世様式を代表するアーティストにユーグ・サンバンや宮廷画家クルーエ父子(フランソワ・クルーエ/ジャン・クルーエ)が挙げられます。

インヴァーテッドカップ

カップの形状を逆さに用いた意匠=ターン・インバーテッドカップ。
17世紀半ば、社交や芸術を愛し博識かつ好奇心旺盛な国王・チャールズ2世の治世に誕生した意匠の一つです。
「陽気な王様」チャールズ2世がオランダに亡命した影響で様々なデザインを取り入れたことに由来すると云われています。

インレイ(象嵌)

インレイ(Inlay)とは、日本語で象嵌(ぞうがん)を意味します。
象嵌とは、「象」=かたど(る)、「嵌」=はめ(る)という言葉どおり、素材表面に異なる素材(色味の異なる木材や真鍮、貝等)を嵌め込んで模様を描く技法のことです。
この象嵌には、金工象嵌、木工象嵌、陶象嵌などの種類がありますが、アンティーク家具で使われているのは基本的に木工象嵌です。
現代では木工象嵌と寄木細工(Marquetry/マーケットリー)を明確に区別せず、総称して「象嵌」と呼ぶことがほとんどなのですが、象嵌は無垢材仕様の家具本体に模様を直接掘り込むのに対し、寄木細工は色味の異なる突板を組み合わせて模様を描くシートを作成し、家具本体に貼り付ける技法を指します。
象嵌が描く模様には色々な図柄があり、それぞれに「生命力」や「成功」等の意味が込められています。

ヴィクトリアン様式

英国を代表するデザイン様式の一つです。
ヴィクトリア女王が即位した1837年~1901年のデザイン様式をヴィクトリアン様式(ヴィクトリアンスタイル Victorian Style)と呼んでいます。
この時代の英国は大英帝国として植民地支配を拡大し、「世界の工場」や「太陽の沈まぬ国」と称えられるほど、かつてないほどの繫栄を見せ、1851年には世界で最初の国際博覧会である『ロンドン万国博覧会』も成功させます。
それと同時に、産業革命によって様々なものが発達しました。
英国家具も例外でなく、その栄華を世に示すかのように豪華絢爛、壮麗な家具が製作されました。
ヴィクトリアンスタイルは1880年頃を境に、前期(アーリーヴィクトリアン)と後期(レイトヴィクトリアン)で分けることができます。
それまでのものは直線的なデザインが主流でしたが、前期(アーリーヴィクトリアン)では、それとは対照的な曲線を多用する女性的なデザインが生まれました。
折衷様式とも云われるほど、ジャコビアンやゴシック、ロココ、クイーンアン等の様々な様式を取り入れ、細やかな装飾や植物・動物モチーフ、金属・ガラスなども使用し、新しくも豪華さが際立つデザインが特徴です。
ダベンポートデスクやシフォニア、チェスターフィールドソファ、バルーンバックチェア等が誕生したのもこの時期です。
後期(レイトヴィクトリアン)では大量生産が定着し、ややシンプルで使いやすいデザインが増えます。前期に比べると装飾性を抑え、洗練されたデザイン性が特徴です。
ミヒャエル・トーネットによる曲木の椅子、ベントウッドチェアの製作が始まったのもこの頃です。

ヴィジェ=ルブラン

エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン(Marie Élisabeth-Louise Vigée Le Brun, 1755年4月16日 - 1842年3月30日)は、660の肖像画と200の風景画を残し、18世紀の最も有名なフランス人女流画家と云われています。
画家ルイ・ヴィジェの娘としてパリに生まれ、ガブリエル・フランシス・ドワイエン、ジャン=バティスト・グルーズ、クロード=ジョセフ・ヴェルネ等、当時の巨匠たちから教えを受けました。
ルブランは多くの貴族の肖像画を描き、画家として成功しましたが、中でもヴェルサイユ宮殿に招かれ、マリー・アントワネットの肖像画を描いたことで知られています。
そして、1783年3月31日、女流画家アデライド・ラビーユ=ギアールと共にフランスの王立絵画彫刻家アカデミーの会員に、歴史画家として迎えられます。
その後、ローマのアカデミア・ディ・サン・ルカ(Accademia di San Luca)やサンクトペテルブルク美術アカデミーの会員、ジュネーヴのSociété pour l'Avancement des Beaux-Artsの名誉会員にも選ばれました。
ルブランの作品はロンドンのナショナルギャラリー等の美術館で現在も見ることが出来ます。

ウィリアム・モリス

ウィリアム・モリスWilliam Morris (1834 - 1896)は19世紀イギリスのテキスタイルデザイナーであり、また詩人、小説家、翻訳家、思想家としての顔を併せ持つ、近代デザイン史上に大きな影響を与えた人物。
【モダンデザインの父】とも呼ばれています。
ウィリアム・モリスがロンドン郊外に生まれたのは機械技術の発展が著しいイギリス産業革命期。
機械による大量生産がもたらした商業主義の台頭により、中世から培われてきた職人による手仕事の美しさやクラフトマンシップが失われていきました。
そんな中、モリスは「美しいと思わないものを家に置いてはならない」
と掲げ、生活と芸術の融合を目指し、手仕事の美しさをライフスタイルに取り入れることの重要性を唱えます。
その理想の下、彼が新婚生活を送るために建てた「レッドハウス」は、設計から家具、壁紙、カ-ペット、タペストリ-に至るまでモリスと友人達の手によるもので、“世界で最も美しい家”として知られています。

これを機にモリス・マーシャル・フォークナー商会を設立。
その後には、モリス商会の掲げる理想に共感する工房やアトリエが多く誕生します。
こうしてモリスを中心とした彼らの活動が、1888年に開かれた美術工芸協会の展覧会の名を取り「アーツ・アンド・クラフツ運動」と呼ばれるようになりました。

ウィリアム・コリンズ

ウィリアム・コリンズ(William Collins、1788年9月18日 - 1847年2月17日)は、風俗画、風景画を描き、19世紀前半に活躍したイギリスの画家です。
・1788年 ロンドンに生まれる。
・父親の友人、動物画家ジョージ・モーランドから絵画を学ぶ。
・1809年 アカデミーの展覧会で銀賞を受賞。
・1814年 アカデミーの準会員、1820年に正会員に選ばれる。
首相ロバート・ピールやロバート・ジェンキンソンらの貴族、国王ジョージ4世に人気を博したコリンズは、1828年にオランダ、ベルギー、1836年~1838年にはイタリアを旅し、その代表作となる風景画を描きました。

ウィングバックチェア

ウィングバックチェア(ウィングチェア)とは、その高い背もたれの上部両面に炉からの熱や風から頭部を守るための耳が取付られた安楽椅子の名称です。
この耳を翼に見立て「ウィングチェア」と呼ばれるようになったようです。
18世紀ロココ様式の時代に誕生し、当時の貴族の間で人気を博したウィングバックチェア。
身体を包み込むような曲線フォルムは美しく、脚部に至るまで同じく曲線美が魅力的な猫足(カブリオールレッグ)仕様の品が多く見受けられます。

ウェリントンチェスト

ウェリントンチェスト(Wellington Chest/別名:サイドロッキングチェスト side-locking chests)は、サイドに開閉するフレームを持ち、そのフレームを施錠すると全ての抽斗を引き出せないようにロックすることが出来ます。
1815年、ワーテルローの戦いでナポレオンを打ち破った英国軍人として知られるアーサー・ウェルズリ(初代ウェリントン公爵/別名:鉄の公爵 Iron Duke)が考案したことから、ウェリントンチェストと呼ばれるようになったと云われています。

ウォッシングスタンド

ウォッシュスタンド(ウォッシュハンドスタンド)とは、洗面台の原型となった家具です。
貴族や富裕層の寝室にワードローブやチェストと合わせて設置されていました。
水を入れたジャグや洗面ボール等を置いて使用する為、天板に天然大理石、立ち上がりの部分(スプラッシュバック/ウォッシュボード)に美しいタイルが貼られるなど、耐水面の工夫が施されているのが特徴です。
またその高い装飾性や贅沢な仕様から、当時から高級品とされていたようです。

ウォールナット

ウォルナット材はマホガニー、チークと共に世界三大銘木とされる木材の一つ。
クルミ科属の落葉広葉樹です。
ヨーロッパでは16世紀から17世紀にかけて「富の象徴」と言われ、寄木細工や精巧な彫刻などを施した高級家具に用いられた銘木ですが、現在も人気が高く、現代家具にも用いられています。
ゆっくりと何年もかけて成長する為、木目は細かく締まっていて、ゆがみや収縮が少ないという特徴を持ちます。
現代の一般的な家具で使われているウォルナット材は、主にアメリカやカナダなど北米が産地のブラックウォルナット材ですが、アンティーク家具に用いられているウォルナット材はヨーロッパ東部のカルパチア山脈周辺が原産の胡桃の木のことを指します。

西洋胡桃(Emglish walnut)、日本名で樫胡桃と呼ばれる木材です。
ブラックウォルナット材と違って、赤茶色の木肌を持ち、瘤(バー)部分をはじめ、木材の表情も豊かで目を楽しませてくれます。

ウインザーチェア

17世紀後半、ロンドンの郊外西方、チルターンズという森林資源が豊富な丘陵地帯に近かしいバッキンガムシャーの中心都市、ハイ・ウィカムで作られた土地固有の椅子(カントリーチェア)をテームズ川からロンドンに運んでいました。
そのテームズ川上流にウィンザー城があったことからウィンザーチェアと呼ばれるようになったそうです。
ウィンザーチェアの由来には諸説あるといわれていますが、こちらはその一つ。
当初はガーデンチェアとして王侯貴族に使われていましたが、19世紀初頭には図書館をはじめ、一般の住宅やオフィス、パブなどにも使われるようになります。
厚い座板に脚と細長い背棒、背板を直接接合した形状が特徴的で、初期は背もたれが櫛のようなコームバック型、18世紀後半からはオーストリアからイギリスに曲げ木の技術が伝わったことにより扇型のボウバック型も見られるようになりました。

その後には、ホイールバックチェアやゴールドスミスチェアなど様々な種類が生まれ、イギリスを代表する椅子の一つとなりました。

ウォルナット・スクロール

ウォルナット・スクロールは、17世紀半ばに登場した椅子脚部意匠の一つ。
Cスクロールをベースとし、キャサリン王妃への敬意を込めてデザインされたプラガンザ・トゥへ、更に手直しを施した意匠です。
銘木ウォルナットの美しい質感が活かされたデザインであることから、ウォルナット・スクロールと呼ばれたようです。

エングレイヴィング

版画やジュエリーの製作にも使われる彫金技法、線刻法の一つ。
フランス語ではタイユ・ドゥース(フランス語: la taille douce)。 直訳すると「柔らかな刻み」、つまり「柔らかな印象を与える線刻法」を意味します。
版画製作において基本となる技法であり、銅やスティールの金属板を用いて製版されていたようです。
製版時にはグレイヴァー(フランス語:ビュラン)と呼ばれる鋭い道具で板の表面に溝を刻みます。
この溝の縁がエッチングよりも鋭いことにより、写真と見まがうばかりの精緻な表現を可能とします。

エングレイヴィング

版画やジュエリーの製作にも使われる彫金技法、線刻法の一つ。
フランス語ではタイユ・ドゥース(フランス語: la taille douce)。 直訳すると「柔らかな刻み」、つまり「柔らかな印象を与える線刻法」を意味します。
版画製作において基本となる技法であり、銅やスティールの金属板を用いて製版されていたようです。
製版時にはグレイヴァー(フランス語:ビュラン)と呼ばれる鋭い道具で板の表面に溝を刻みます。
この溝の縁がエッチングよりも鋭いことにより、写真と見まがうばかりの精緻な表現を可能とします。