修復事例⑥:現状の木部色調を活かした塗装+ウレタン樹脂塗料

修復事例

Before

After

《修復仕様》

~塗装方法~

【塗装技法】現状の木部色調を活かした塗装

⇒塗装の劣化部分やキズなどを出来る限り自然に補修した上で一定の既存塗膜を剥離し、全塗装。現状の木部色調(明暗/濃淡)を活かし、アンティーク感を感じていただけるように努め、美しく仕上げます。

 【塗料(塗膜種類)】ウレタン樹脂塗料

⇒現代家具に多く用いられている塗料です。シェラックニス仕上げに比べ、水分や熱に対する耐性が高いといえます。

 また、仕上がりの艶感を一定程度コントロールできるため、艶を控えめに仕上げたい時にも使用します。

 但し、熱耐性等がシェラックニスより優れているとはいえ、高い室温に耐えうる程度の耐性です。また、経年変化がシェラックニスに比べ少ないのも特徴です。

~構造/躯体作業~

・緩みの見受けられる接合部分の締め直し

・可動部分 (抽斗、鍵など)の調整

・欠損部分があればそのパーツ作成 

・必要に応じたサンディング(研磨)

・ガタツキ調整(不陸調整) 

・清掃/消毒/出荷時ワックス仕上げ

上記内容をはじめ、気持ちよくお使いいただけるよう修復しております。

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