Before





After





《修復仕様》
【塗装技法】杢目を活かせる範中での暗色塗装
⇒暗い色味(トーン)で仕上げるために過剰な着色をすると、着色された感(ハケ跡等)が生じ、杢目の美しさが損なわれることがございます。そこで、杢目を活かせる範中での暗い色味を塗装可能な最も暗いトーンとし、暗色での全塗装を施します。
【塗料(塗膜種類)】オリジナル塗膜をベースに重塗(シェラックニス×ウレタン樹脂)
⇒研磨などの様々な修復を施した際にも修復完了時点からアンティーク感を再現した仕上がり、実用的な塗膜強度を目指し、シェラックニスと親和性の高いウレタン樹脂塗料を探してこの重塗塗装に至りました。艶感をコントロールしつつ、少し飴色がかった特有の透明感を両立しました。
※Webサイト記載の修復完了商品の多くは、この重塗仕様を採用しています。但し「ウレタン樹脂塗料」「シェラックニス」のみの仕様に比べると塗膜強度や透明感は、それぞれ若干下がります。
~構造/躯体作業~
・緩みの見受けられる接合部分の締め直し
・可動部分 (抽斗、鍵など)の調整
・欠損部分があればそのパーツ作成
・必要に応じたサンディング(研磨)
・ガタツキ調整(不陸調整)
・清掃/消毒/出荷時ワックス仕上げ
・背面壁紙(生地)張替
上記内容をはじめ、気持ちよくお使いいただけるよう修復しております。